鼻の奥からの口臭、副鼻腔炎かも?セルフチェックと日常でできるケア
目次
CHAPTER 01 そのニオイ、ひょっとして鼻の奥から?気になる鼻口臭の正体を探ります
「あれ?もしかして私、口が臭う…?」
鏡の前で自分の息をかいでみたり、マスクをしている時にふと気になるニオイ。人との会話中に、相手の表情を見て「まさか」と不安になった経験はありませんか?口臭の悩みは、誰にでも起こりうるデリケートな問題ですよね。
多くの場合、口臭は口の中が原因と考えられがちです。しかし、実はそのニオイ、もしかしたら「鼻の奥」から来ているのかもしれません。鼻の奥からの口臭は、ご自身では気づきにくい上に、周囲に相談するのもためらわれることがあります。でも、ご安心ください。あなた一人が抱えている悩みではありません。
この記事では、多くの方が抱える「鼻口臭」の正体について、一緒に探っていきます。もしかして、あなたのその口臭も、この「鼻口臭」に当てはまるかもしれませんよ。
もしかして私だけ?鼻の奥からの口臭、その悩みは深く静かです
口臭に悩んでいる方はとても多いですが、その原因が「鼻」にあると聞くと驚かれるかもしれませんね。口からの口臭と違って、鼻の奥からの口臭は、自分自身ではなかなか気づきにくいものです。
特にマスクを着ける機会が増えた昨今、自分の息のニオイが気になるようになった方も少なくないのではないでしょうか。マスクの内側にこもる空気が、いつもと違うニオイを含んでいるように感じたり、「あれ?なんだか粘っこいニオイがするな…」と思ったりする経験はありませんか?
このような「鼻の奥からくる口臭」は、人にはなかなか相談しづらいものです。「口臭ケアを頑張っているのに改善しない…」「歯医者さんに行っても特に問題はないと言われた…」といった経験があるなら、そのニオイの原因は、口の中ではない別の場所にある可能性も考えられます。
「鼻口臭」ってどんなニオイ?口からの口臭との違い
口臭と一口に言っても、その種類はさまざまです。一般的にイメージされる口臭は、食べ物の残りカスが腐敗したり、舌の表面に付着する舌苔(ぜったい)や歯周病菌が原因で発生することが多いと言われています。
では、「鼻口臭」はどのようなニオイを指すのでしょうか?
- 独特の嫌なニオイ:口の中のニオイとは異なり、鼻の奥からくるような、少しこもったような、時にはドロっとした、またはツンとした刺激のあるニオイとして感じられることがあります。酸っぱいような、生臭いような、と表現される方もいらっしゃいます。
- 自分では気づきにくい:鼻口臭は、鼻の奥や喉の奥から発生するため、自分の嗅覚が慣れてしまって気づきにくいことがあります。しかし、他人には意外と気づかれている可能性も考えられます。
- 口臭ケアでは改善しにくい:歯磨きや舌ブラシ、マウスウォッシュなどで口の中を清潔に保っても、なかなか改善が見られない場合、鼻口臭が関係している可能性も考えられます。
このように、鼻口臭は一般的な口臭とは少し異なる特徴を持っているんです。自分の口臭がこれらの特徴に当てはまるなら、鼻の奥からのニオイかもしれません。
鼻の奥からのニオイ、もしかして「副鼻腔炎」が関係しているかもしれません
では、なぜ鼻の奥から口臭がするのでしょうか?その原因の一つとして、「副鼻腔炎(ふくびくうえん)」が関係している可能性が指摘されることがあります。
副鼻腔とは、鼻の奥にある骨に囲まれた空洞のことです。ここに炎症が起こると、粘り気のある鼻水がたまったり、鼻腔や喉に流れ落ちる「後鼻漏(こうびろう)」といった状態になることがあります。このたまった鼻水や膿(うみ)がニオイの元となり、それが口臭として感じられることがあるのです。
副鼻腔炎によって鼻口臭が発生するメカニズムは、いくつか考えられます。
- 鼻水の停滞と腐敗:副鼻腔内にたまった鼻水や膿が、細菌によって分解されることで、独特の悪臭を放つガスが発生する可能性があります。
- 後鼻漏による影響:鼻水や膿が喉の奥に流れ落ちる後鼻漏が起こると、それが喉の奥に停滞し、口臭の原因となることも考えられます。
- 鼻呼吸のしづらさ:鼻づまりがひどくなると口呼吸になりがちです。口呼吸は口の中を乾燥させ、唾液の分泌を低下させるため、口臭を悪化させる一因となる可能性もあります。
もちろん、鼻口臭の原因は副鼻腔炎だけではありません。アレルギー性鼻炎や風邪、その他さまざまな要因が関係していることもあります。しかし、もしあなたが慢性的な鼻づまりや鼻水、喉の奥に何かが流れる感覚などに加えて、鼻の奥からの口臭に悩んでいるのであれば、副鼻腔炎の可能性も視野に入れてみることが大切です。
気になる鼻口臭、まずはあなたの状態を客観的に見てみませんか?
鼻の奥からの口臭は、非常にデリケートな悩みであり、一人で抱え込まずに適切な情報を得ることが大切です。まずはご自身の状態を客観的に見つめ直し、どのような症状があるのか、いつ頃から気になっているのかなどを整理してみることから始めてみませんか?
次の章では、具体的なセルフチェックの方法をご紹介します。気になる症状と照らし合わせて、ご自身の状態を把握する手助けになれば幸いです。
CHAPTER 02 副鼻腔炎と鼻口臭の関係性:もしかしてその不快な臭いの原因は?
「もしかして、この口臭、鼻の奥から来ているんじゃないかな?」と感じたことはありませんか?実は、その不快な臭いの原因が、鼻の奥にある「副鼻腔」のトラブル、具体的には副鼻腔炎(蓄膿症)と関係している可能性も考えられるんです。
この章では、副鼻腔炎がどのようにして口臭につながるのか、そしてどんなサインがあれば副鼻腔炎の可能性があるのか、さらに専門家へ相談すべきタイミングについて、一緒に見ていきましょう。
鼻の奥からくる口臭、その正体は「後鼻漏」かも
副鼻腔炎とは、鼻の周りにある空洞(副鼻腔)に炎症が起き、膿(うみ)が溜まってしまう状態を指します。この炎症が長引くと、副鼻腔に溜まった膿や粘液が、鼻の奥から喉の方へ流れ落ちてくることがあります。これが「後鼻漏(こうびろう)」と呼ばれる症状です。
後鼻漏は、鼻の奥からの口臭の大きな原因の一つになりうると言われています。なぜなら、副鼻腔に溜まった膿や炎症性の分泌物には、たくさんの細菌が含まれていることがあります。これらが喉に流れ落ちると、口の中で嫌な臭いを発するガスを作り出す細菌が増殖しやすくなったり、常に喉の奥に異物感があることで口呼吸が増え、口腔内が乾燥しやすくなったりすることが考えられます。
想像してみてください。細菌が混じった分泌物が常に喉の奥にある状態だと、口臭が発生しやすくなってしまうのも無理はありませんよね。特に、ドロッとしたり、黄色や緑色をしていたりする鼻水が喉に流れてくるような感覚がある場合は、注意が必要かもしれません。
副鼻腔炎のサインかも?セルフチェックポイント
鼻の奥からの口臭以外にも、副鼻腔炎にはいくつかの特徴的なサインが現れることがあります。「もしかして自分も?」と感じたら、以下のポイントをチェックしてみてください。
- 鼻詰まりが長く続いている:片方だけ、あるいは両方の鼻が常に詰まっているように感じる。
- 粘り気のある鼻水:黄色や緑色の、ドロっとした鼻水が出ることが多い。
- 鼻水が喉に流れる感覚(後鼻漏):鼻をかんでもすっきりせず、喉の奥にネバネバしたものが落ちてくる感じがある。
- 顔面や目の周りの痛み・圧迫感:頬、おでこ、目の奥などが重苦しかったり、痛みを感じたりすることがある。
- 頭重感や頭痛:特に前かがみになったり、頭を振ったりすると痛みや重さが強くなる。
- 嗅覚の低下:匂いが分かりにくくなった、食事が美味しく感じられない、と感じる。
- 痰が絡む咳:喉に流れ落ちた鼻水が原因で、しつこく咳が出ることがある。
これらの症状が一つでも当てはまるからといって、必ずしも副鼻腔炎だと断定できるわけではありません。しかし、複数の症状が長く続いていたり、日常生活に影響が出ていたりするようでしたら、副鼻腔炎の可能性も考えられます。
「これって病院に行くべき?」と感じたら
「もしかしたら副鼻腔炎かも…」と感じたり、上記のような症状が続いていて「この口臭の原因はこれなのかな?」と不安に思ったりしている方もいらっしゃるかもしれません。
以下のような状況に当てはまる場合は、一度専門家にご相談いただくことをおすすめします。
- 症状が10日以上続いている場合
- 市販の点鼻薬や風邪薬を試しても、症状が改善しない場合
- 症状が徐々に悪化していると感じる場合
- 顔の痛みや頭痛が強く、日常生活に支障をきたしている場合
- 発熱を伴っている場合
- 鼻の奥からの口臭が非常に気になり、精神的な負担になっている場合
鼻や喉の症状は、ご自身の判断だけでは原因を特定するのが難しいこともあります。気になる症状があれば、無理に自己判断せず、耳鼻咽喉科を受診して専門家のアドバイスを求めるのが安心への第一歩となるでしょう。適切な診断を受けることで、ご自身の状態に合ったケアや対処法が見つかるかもしれませんよ。
CHAPTER 03 鼻口臭の悩みに寄り添う!今日からできるセルフケアと生活習慣の見直し
鼻の奥からの口臭が気になるとき、もしかしたら副鼻腔炎が関係しているのかもしれない、と感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな不安を抱えながらも、日々の生活の中で「私にできることはないかな?」と考えているあなたへ。ここでは、今日から実践できるセルフケアや生活習慣の見直しについて、具体的にご紹介していきます。
口臭対策の基本!お口の中を清潔に保ちましょう
鼻の奥からの口臭が気になるときでも、まずはお口の中を清潔に保つことが大切です。口臭の原因は一つではなく、複合的な場合も少なくありません。お口の中のケアは、どんな種類の口臭にも共通する、大切な第一歩なんです。
- 丁寧な歯磨きとデンタルフロスで徹底ケア
毎日の歯磨きは、食べカスやプラークを除去し、口臭の原因菌の繁殖を抑える基本中の基本です。歯と歯の間、歯と歯茎の境目まで、デンタルフロスや歯間ブラシを使って丁寧に汚れを取り除きましょう。磨き残しがないか、鏡で確認しながら行うと良いですね。歯科医院で正しいブラッシング指導を受けるのも、効果的なケアにつながる良い方法です。 - 舌苔ケアのポイント
舌の表面に付着する白いもの、それが舌苔です。舌苔も口臭の原因となることがあります。舌を傷つけないよう、専用の舌ブラシや柔らかい歯ブラシで、優しく奥から手前へなでるように除去してみてください。やりすぎは粘膜を傷つける恐れがあるため禁物で、1日1回程度、無理のない範囲で行うのがおすすめです。 - マウスウォッシュの選び方と使い方
市販のマウスウォッシュには様々な種類がありますが、アルコール成分が強すぎるとお口の中が乾燥しやすくなり、かえって口臭を悪化させる可能性も考えられます。刺激の少ない、ノンアルコールタイプのマウスウォッシュを選び、使用方法を守って活用してみましょう。
鼻の健康を守る!鼻腔を快適に保つセルフケア
鼻の奥からの口臭を意識しているなら、鼻の健康に目を向けることは非常に大切です。鼻腔や副鼻腔の状態を快適に保つためのケアをご紹介します。
- 鼻うがいのメリットと注意点
鼻うがいは、鼻腔内の汚れやホコリ、アレルゲンなどを洗い流し、鼻の通りを良くするのに役立つことがあります。鼻の奥に溜まった不快感の軽減にもつながるかもしれません。行う際は、必ず専用の洗浄液(体液に近い浸透圧に調整されたもの)を使用し、清潔な器具と正しい方法で行うことが重要です。水道の水をそのまま使うと、鼻の粘膜に刺激を与えたり、思わぬトラブルにつながったりする可能性があるので避けましょう。最初は少し抵抗があるかもしれませんが、慣れるととてもスッキリしますよ。 - お部屋の湿度管理で乾燥対策
空気が乾燥していると、鼻の粘膜も乾燥しやすくなります。粘膜の乾燥は、防御機能の低下や不快感につながることも。加湿器などを使って、お部屋の湿度を50~60%程度に保つよう心がけてみてください。特に就寝中は、口呼吸になりやすいため乾燥対策が重要です。 - 蒸しタオルや吸入器の活用
温かい蒸気を鼻から吸い込むことで、鼻腔内の乾燥対策や、溜まったものの排出をサポートできることがあります。温かい蒸しタオルを鼻や顔に当てる、市販の吸入器を使用するといった方法も、手軽に試せるケアの一つです。
食生活と生活習慣で体内からアプローチ
全身の健康は、お口や鼻の健康にも密接に関わっています。日々の食生活や生活習慣を見直すことも、鼻口臭の悩みにアプローチする上で大切な要素です。
- バランスの取れた食事で体調を整える
偏りのないバランスの取れた食事は、粘膜の健康維持をはじめ、体のあらゆる機能にとって不可欠です。特に、ビタミンAやビタミンC、亜鉛などは粘膜の健康維持をサポートすると言われています。様々な食材をバランス良く取り入れることを意識しましょう。 - 十分な水分補給の重要性
水分が不足すると、唾液の分泌量が減り、口の中が乾燥しやすくなります。また、鼻の粘膜も乾燥しやすくなる可能性があります。こまめに水分を摂り、体を内側から潤すことを心がけましょう。カフェインやアルコールの摂りすぎは、利尿作用によって水分を排出してしまうことがあるため、注意が必要です。 - 質の良い睡眠とストレス管理
ストレスや睡眠不足は、体の抵抗力を弱めたり、自律神経のバランスを乱したりすることがあります。これらが、口臭を含む様々な体調不良につながる可能性も考えられます。十分な睡眠時間を確保し、リラックスできる時間を作るなど、ストレスを上手に管理する工夫も大切です。 - 適度な運動で全身の血行促進
ウォーキングなどの適度な運動は、全身の血行を促進し、体の新陳代謝を活発にすることが期待できます。これにより、全身の健康状態が向上し、鼻や口の健康にも良い影響を与える可能性があります。無理のない範囲で、日常生活に運動を取り入れてみましょう。
これらのセルフケアや生活習慣の見直しは、鼻口臭の悩みを抱える方にとって、毎日の快適さをサポートする大切なステップです。もし、セルフケアを続けても気になる状態が続くようでしたら、無理せずに専門家への相談も検討してみてくださいね。
CHAPTER 04 口臭が気になったら専門機関へ。早めの受診と、日常生活でできるサポート
「鼻の奥からの口臭、もしかしたら副鼻腔炎かも?」という不安は、日常生活に大きな影響を与えることもありますよね。セルフチェックで気になる点があったり、症状が長く続いたりする場合は、専門機関での相談をためらわないことが大切です。
この章では、どのような場合に専門家へ相談すべきか、そして日々の暮らしの中で実践できる具体的なケア方法についてご紹介します。早期の対応と適切なケアで、快適な毎日を取り戻しましょう。
「これって副鼻腔炎?」と感じたら、まずは相談を
ご自身で「副鼻腔炎かもしれない」と感じたり、セルフチェックで当てはまる項目が複数あったり、鼻の奥からの不快な口臭が数週間以上続いている場合は、一度専門の医療機関を受診することをおすすめします。特に、以下のような症状が見られる場合は、早めに相談を検討してみてください。
- 鼻づまりがひどく、常に鼻で呼吸しにくい
- 黄色や緑色の粘り気のある鼻水が続く
- 頭痛や顔面痛、特に目の奥や頬のあたりに重い感じがある
- 嗅覚が低下したと感じる
- 熱っぽい感じがしたり、だるさが続いたりする
- 鼻の奥からの口臭が改善せず、人に会うのが億劫になる
医療機関では、問診で症状を詳しく聞き、鼻の状態を目視で確認したり、内視鏡を使ったりして診断を進めます。必要に応じてCTスキャンなどの画像検査を行うこともあります。適切な診断を受けることで、症状の原因が明確になり、ご自身に合った対応策を見つけることができるでしょう。症状の悪化を防ぎ、慢性化させないためにも、早めの受診が大切です。
日常生活で取り入れたい鼻と口のセルフケア
専門機関での診断と並行して、日々のセルフケアも口臭対策や鼻の健康維持に役立ちます。ご自宅でできる簡単なケアを習慣にしてみましょう。
鼻のセルフケア
- 鼻うがい: 鼻腔内の異物や分泌物を洗い流すことで、鼻の通りを良くし、清潔に保つことが期待できます。体液に近い濃度の生理食塩水を使用し、適切な方法で行うようにしてください。市販の鼻うがいキットなどを活用すると便利です。慣れるまでは少し勇気がいるかもしれませんが、慣れるととてもすっきりしますよ。
- 加湿: 空気が乾燥していると、鼻の粘膜も乾燥しやすくなります。加湿器を使用したり、濡れたタオルを室内に干したりして、室内の湿度を適切に保ちましょう。特に寝室の加湿は、睡眠中の鼻の乾燥を防ぐのに役立ちます。
- 鼻をかむ際は優しく: 強くかみすぎると、鼻の粘膜を傷つけたり、炎症を悪化させたりする可能性があります。片方ずつ優しく、ゆっくりと鼻をかむように心がけてください。
口のセルフケア
- 丁寧な歯磨きと舌磨き: 口腔内の細菌は口臭の大きな原因の一つです。毎食後の丁寧な歯磨きはもちろん、歯間ブラシやデンタルフロスも活用して、歯と歯の間の汚れもしっかり取り除きましょう。また、舌の表面に付着する舌苔(ぜったい)も口臭の原因になります。専用の舌ブラシで優しく、奥から手前に向かって汚れをかき出すように磨いてください。
- 唾液の分泌を促す: 唾液には自浄作用や抗菌作用があり、口臭予防に欠かせません。よく噛んで食事をしたり、キシリトール入りのガムを噛んだり、水分をこまめに摂ったりして、唾液の分泌を促しましょう。
- 定期的な歯科検診: 口腔内の健康は全身の健康にもつながります。定期的に歯科医院で検診を受け、虫歯や歯周病の早期発見・早期治療を心がけましょう。
身体の内側から整える生活習慣のポイント
鼻の健康や口臭にアプローチするためには、全身の健康状態を良好に保つことが非常に重要です。日々の生活習慣を見直すことから始めてみませんか。
- バランスの取れた食事: 免疫力を高めるためには、ビタミンやミネラルを豊富に含む野菜、果物、タンパク質をバランス良く摂ることが大切です。体を冷やす飲食物は控えめにし、温かいものを積極的に摂るのも良いでしょう。
- 十分な睡眠と休養: 睡眠不足や過労は免疫力の低下を招き、体の抵抗力を弱めてしまいます。毎日、質の良い睡眠を十分にとり、心身ともに休養する時間を確保しましょう。
- ストレスの管理: ストレスは自律神経のバランスを乱し、免疫力にも影響を与える可能性があります。趣味の時間を持ったり、軽い運動をしたり、リラックスできる方法を見つけてストレスを上手に発散しましょう。
- 適度な運動: ウォーキングや軽いストレッチなど、無理のない範囲で体を動かすことは、血行促進や免疫力向上、ストレス解消にもつながります。
- アレルギー対策: アレルギー性鼻炎が副鼻腔炎の引き金になることもあります。ハウスダストや花粉など、ご自身のアレルゲンを特定し、可能な範囲で避ける環境づくりも大切です。室内のこまめな掃除や換気、空気清浄機の活用などを検討してみてください。
これらのセルフケアや生活習慣の改善は、あくまで専門的な治療をサポートするものです。鼻の奥からの口臭や副鼻腔炎の症状でお悩みでしたら、まずは専門機関を受診し、適切な診断とアドバイスを受けるようにしてくださいね。
CHAPTER 05 口臭のお悩みを抱え込まずに。健やかな日常を取り戻すための次の一歩
鼻の奥からくる口臭は、ご自身では気づきにくく、デリケートな問題ですよね。この記事では、これまでセルフチェックの方法や、ご自宅でできるケアについてご紹介してきました。しかし、もしセルフケアを続けてもなかなか改善が見られないと感じるようでしたら、それは決して一人で抱え込む必要のないサインかもしれません。
口臭のお悩みは、心身に大きな負担をかけることがあります。どうかご自身を責めず、前向きな気持ちで対処していくことが大切です。ここからは、さらなる改善を目指すための次の一歩や、日々の生活でできる総合的なケアについて、一緒に考えていきましょう。
セルフケアで変化がない時、専門家へ相談を
鼻の奥からくる口臭が気になる場合、副鼻腔炎の可能性も確かにありますが、その原因は一つとは限りません。口腔内の問題、消化器系の問題、または他の様々な体調の変化が影響していることもあります。
ご自宅でのケアを試みても変化がない、あるいは症状が悪化していると感じる場合は、専門家の意見を聞くことが非常に重要です。自己判断には限界がありますし、正しい診断に基づいて適切なケアプランを立ててもらうことで、悩みの解決への近道となることが期待できます。
特に、鼻の奥からの口臭であれば、耳鼻咽喉科への受診がおすすめです。医師は、鼻腔内の状態を直接確認したり、必要に応じて画像診断などを行ったりして、口臭の原因を探ってくれます。もし副鼻腔炎であれば、その状態に応じたアプローチを提案してくれるでしょう。また、口腔内の問題が疑われる場合は、歯科医院と連携して対処法を検討してくれることもあります。専門家のアドバイスは、あなたが抱える不安を解消し、安心して次のステップへ進むための大きな支えとなるはずです。
専門医に相談する際のポイント
いざ専門医を受診する際、どのような情報を伝えれば良いのか、迷われる方もいらっしゃるかもしれませんね。スムーズな診察と的確な診断のためにも、以下のポイントを参考に準備をしておくと良いでしょう。
- 症状の詳細を具体的に伝える:いつ頃から口臭が気になり始めたのか、どのような種類の臭いだと感じるのか、朝と夜で違いがあるかなど、気づいたことをできるだけ詳しく伝えてみてください。鼻水や鼻づまり、頭痛、咳などの鼻炎症状があるかどうかも大切な情報です。
- これまでのセルフケアの内容を伝える:どんなケアを、どのくらいの期間試したのかを伝えると、医師があなたの状況をより正確に把握しやすくなります。
- 普段の生活習慣について伝える:食生活、喫煙の有無、アレルギーの有無、服用している薬、ストレスを感じる頻度など、普段の生活習慣も口臭に影響を与える可能性があります。正直に伝えてみましょう。
- 質問したいことをまとめておく:気になることや不安なことは、メモにまとめて持っていくと聞き忘れを防げます。
これらの情報が、医師があなたの状態を総合的に判断し、適切なアドバイスや検査、ケア方針を立てる上で役立ちます。
日々の生活でできる、口臭ケアと健康維持のヒント
専門家のアドバイスを受けながら、日々の生活でできるケアを継続することも大切です。口臭の悩みを抱える方にとって、健康的な生活習慣は大きな味方になってくれます。
- 徹底した口腔ケア:歯磨きはもちろん、歯間ブラシやデンタルフロスで歯と歯の間の汚れもしっかり取り除きましょう。舌の表面に付着する舌苔も口臭の原因になることがあるため、やさしくケアすることも有効です。
- 鼻うがいや加湿の継続:鼻腔内を清潔に保つことは、副鼻腔炎ケアの一環として役立つ可能性があります。また、部屋の加湿も鼻や喉の乾燥を防ぎ、不快感を和らげることにつながるかもしれません。
- 規則正しい生活とバランスの取れた食事:十分な睡眠をとり、栄養バランスの取れた食事を心がけることは、体の免疫力をサポートし、全身の健康維持につながります。
- ストレス管理:ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、口臭を含む様々な体調不良につながることがあります。リラックスできる時間を作り、適度な運動を取り入れるなどして、ストレスを上手に発散しましょう。
- 十分な水分補給:口の中を潤すことは、唾液の分泌を促し、口臭の発生を抑えることにもつながります。こまめに水分を摂ることを心がけてみてください。
一人で抱え込まず、前向きな気持ちで
口臭の悩みは、他人に相談しにくいと感じてしまいがちですよね。しかし、多くの人が経験する一般的なお悩みの一つです。どうか一人で抱え込まず、必要であれば専門家のサポートを借りることをためらわないでください。
適切な対処法を見つけ、地道にケアを続けていくことで、きっと症状の緩和や改善につながっていくはずです。そして何よりも、あなたの心の健康が大切です。過度に気にしすぎず、できることから一つずつ、前向きな気持ちで取り組んでいきましょう。健やかな日常を取り戻すための一歩を、応援しています。

(株)いいの製薬 代表取締役。歯を磨いても口臭がして、思いっきり笑顔で会話できない。そんなお悩みの方に、日本初の<喉口臭®>を提唱して商品をお届けしています。喉口臭®とは、舌ブラシでは磨けない口の奥の汚れが口臭の原因になっている、あたかも喉から臭う口臭のことです。お口の浄化と口臭の予防ができる「ルブレン」お届けします。(日本口臭学会正会員|未病産業研究会会員)



