肺口臭の原因は内臓?体調不良で口臭が悪化するメカニズム
目次
CHAPTER 01 肺口臭って何?もしかしてあなたのその口臭も「体の内側」が原因かもしれません
「もしかして、私、口が臭いかも…?」
そう感じたとき、多くの人がまず考えるのは、歯磨きが不十分だったかな、食べたもののせいかな、といったお口の中のことではないでしょうか。ガムを噛んだり、マウスウォッシュを使ってみたりと、その場しのぎのケアを試す方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、どんなに丁寧に歯を磨いても、口の中を清潔に保っても、なかなか改善しない頑固な口臭に悩んでいる方はいませんか?もしそうなら、その口臭はもしかしたら、お口の中の問題だけでなく、「体の内側」からきているものかもしれません。そして、この記事で取り上げる「肺口臭」は、まさにそうした内側からのサインとも考えられる口臭の一つなんです。
今回は、一般的な口臭とは一味違う「肺口臭」について、そして体調不良がなぜ口臭に影響を与えるのか、そのメカニズムを紐解いていきます。もしかしたら、あなたの長年の口臭の悩みが解決に向かうヒントが見つかるかもしれません。
もしかして「自分だけ口臭が気になる」と感じていませんか?
口臭の悩みは、なかなか人に相談しにくいデリケートな問題ですよね。「もしかしたら、周りの人は私を避けているんじゃないか…」「会話中に相手が顔を背けた気がする…」そんな風に感じて、一人で抱え込んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
口臭には、朝起きた時に感じる「生理的口臭」や、歯周病などの口の中のトラブルが原因の「病的口臭」など、いくつかの種類があります。これらは、適切なケアや治療で改善が期待できるものが多いのですが、中には「どんなに口腔ケアをしても変わらない」と感じる口臭もあります。
もし、あなたが「一般的な口臭ケアではどうにもならない」と感じているなら、その口臭は、これまで考えていたよりも深いところに原因が隠れている可能性も考えられるでしょう。それは、もしかしたら、体の内側からのSOSサインかもしれません。
一般的な口臭と「肺口臭」は何が違うの?
では、一体「肺口臭」とはどのような口臭を指すのでしょうか?
一般的な口臭は、お口の中の細菌が食べカスなどを分解する際に発生する硫黄化合物が主な原因とされています。これらは、舌苔(ぜったい)や歯周病菌、虫歯などが関係していることが多いですね。
一方で「肺口臭」とは、厳密な医学用語ではありませんが、私たちが日常生活で「内臓が原因かも?」と感じるような、体の奥底から上がってくるような口臭を指すことが多いようです。これは、肺から排出される呼気中に含まれる、体内で発生した特定の物質が口臭として感知される状態を指すことがあります。
つまり、お口の中の問題ではなく、消化器系や呼吸器系、さらには全身の健康状態など、体の内側で起こっている何らかの変化が、その匂いの元になっている可能性があるのです。体内で発生したガスが血液中に溶け込み、肺を通して呼吸と一緒に排出されることで、口臭として感じられることがある、という考え方ですね。
体調不良と口臭の意外な関係
「疲れているときって、なんだか自分の口臭も気になる気がする…」
「胃の調子が悪いと、口の中がスッキリしない…」
こんな経験、ありませんか?実は、私たちの体の調子と口臭には、密接な関係があると考えられています。体調が優れないとき、口臭が悪化するように感じるのは、決して気のせいではないかもしれません。
例えば、疲労が蓄積しているときや、睡眠不足が続いているとき、ストレスを感じているときなどは、体の免疫力が低下しやすくなります。すると、口の中の細菌のバランスが崩れたり、唾液の分泌量が減ったりして、口臭が発生しやすい環境になることがあります。
また、さらに深掘りすると、消化器系の不調や特定の生活習慣が、体内で口臭の原因となる物質を生成し、それが血液を介して肺に運ばれ、呼吸とともに排出されることで、口臭として感知される可能性も指摘されています。これは、まるで体が内側からサインを送っているかのような現象とも言えるでしょう。
この章では、肺口臭がどのようなものか、そして体調と口臭の関係について触れてきました。次の章では、実際にどのような内臓の不調が口臭に影響を与える可能性があるのか、その具体的なメカニズムについてさらに詳しく掘り下げていきます。
CHAPTER 02 内臓と口臭の意外な関係性とは?体内で発生するガスが口臭に影響するメカビズム
口臭というと、歯周病や虫歯といったお口の中の問題を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、実は口臭には、お口のケアだけでは解決しにくい、内臓の不調からくるものもあるんです。私たちは「口」と「内臓」が離れているように感じがちですが、これらは一つの体として密接に繋がっています。体内で発生した特定のガスが血液に乗って肺に運ばれ、呼気と一緒に口から排出されることで、独特の口臭となって現れることがあるんですよ。
ここでは、具体的にどのような内臓の不調が口臭に影響を与えるのか、そのメカニズムについて詳しく見ていきましょう。
消化器系のトラブルが招く、口からあがってくる不快な臭い
「胃が悪いと口が臭う」という話を耳にしたことはありませんか?これは決して都市伝説ではありません。消化器系の不調は、口臭の原因となる代表的な内臓トラブルの一つです。
- 消化不良や胃の不調:食べたものが胃で十分に消化されず、長時間停滞すると、異常発酵を起こしやすくなります。この時に発生する硫化水素などのガスは、胃から食道を経て逆流し、直接口臭として感じられることがあります。また、胃酸の分泌が過剰だったり、反対に少なすぎたりすることも、消化不良を引き起こす要因になることがあります。
- 逆流性食道炎:胃酸が食道に逆流することで、炎症が起こる病気です。この症状がある場合、胃の内容物や胃酸の臭いが直接口まで上がってきやすくなります。口の中が酸っぱく感じたり、胸焼けとともに口臭が気になる場合は、可能性の一つとして考えられるでしょう。
- 腸内環境の乱れ:腸内には善玉菌と悪玉菌が存在し、そのバランスが健康に大きく影響します。悪玉菌が増えすぎると、食べ物のカスが腸内で腐敗し、インドールやスカトール、アンモニアといった有害ガスが発生しやすくなります。これらのガスは腸壁から吸収され、血液に乗って全身を巡り、最終的に肺から呼気として排出されることで、独特の口臭を引き起こす可能性があると言われています。
沈黙の臓器「肝臓」の疲れが口臭に現れることも
肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、不調があっても自覚症状が出にくいことがあります。しかし、肝機能が低下すると、体全体の解毒作用がうまく働かなくなり、その影響が口臭として現れることがあるのです。
- 肝機能の低下:肝臓には、体内で発生したアンモニアなどの有害物質を無毒化する重要な役割があります。肝機能が低下すると、このアンモニアが無毒化されずに体内に蓄積されやすくなります。蓄積されたアンモニアは血液に乗って全身を巡り、呼気と一緒に排出されることで、特徴的なアンモニア臭や、カビのような、あるいは魚のような生臭い口臭として感じられることがあります。お酒の飲み過ぎや疲労が続いている方は、肝臓への負担も考えられるため、注意が必要です。
呼吸器系や腎臓の不調が、独特の口臭サインとなることも
口臭の原因は消化器系や肝臓だけではありません。私たちの呼吸を司る呼吸器系や、体の老廃物を排出する腎臓の不調も、口臭に影響を与えることがあります。
- 呼吸器系の不調:気管支炎や肺炎といった呼吸器系の炎症や感染がある場合、その病巣から発生するガスが呼気に混じり、口臭の原因となることがあります。また、慢性的な鼻炎や副鼻腔炎などで鼻呼吸がしにくくなると、口呼吸が増え、口の中が乾燥しやすくなります。これも口臭を悪化させる一因となる可能性があります。
- 腎機能の低下:腎臓は、血液中の老廃物をろ過し、尿として体外に排出する役割を担っています。腎機能が低下すると、体内の老廃物が十分に排出されず、血液中に蓄積されやすくなります。この蓄積された老廃物が、尿毒症のような独特のアンモニア臭や、生臭い口臭として感じられることがあると言われています。
- 糖尿病:糖尿病で血糖値のコントロールがうまくいかない場合、体はエネルギー源として脂肪を分解し始めます。この過程で「ケトン体」という物質が生成され、これが甘酸っぱい、あるいはアセトンのような独特の口臭を引き起こすことがあります。普段から口の中が乾燥しやすい、喉がよく乾くといった症状がある場合は、一度健康状態に目を向けてみるのも良いでしょう。
体調と口臭のつながりを感じたら、心身を労わることが大切です
ご紹介したように、内臓の不調が原因で口臭が発生するメカニズムは多岐にわたります。ご自身の口臭が、単なるお口のケアだけでは改善しないと感じたり、上記のような体調不良のサインと合わせて気になる場合は、ぜひ一度、ご自身の心身の状態をじっくりと見つめ直すきっかけにしてみてください。規則正しい生活、バランスの取れた食事、十分な休息、そして適度なストレス解消は、内臓の健康を保つ上でも非常に大切です。もし、具体的な体調の気になる点や症状がある場合は、決して自己判断せず、専門の医療機関にご相談されることをおすすめします。
CHAPTER 03 内臓からくる肺口臭かも?体内で発生するニオイ物質の正体
「もしかして、私の口臭は内臓からきているのかも…?」そう感じたことはありませんか?実は、口の健康状態だけでなく、体内の不調が原因で発生する口臭も存在します。特に、内臓の働きが関係して生じる口臭は「肺口臭」とも呼ばれ、体の中から特定のニオイ物質が発せられることで、息に影響を与えることがあります。この章では、内臓と口臭のつながりや、体内でニオイ物質がどのように生まれるのかについて、詳しく見ていきましょう。
内臓と口臭の意外な関係性
私たちの体は、さまざまな臓器が連携して機能しています。その中で、いくつかの内臓機能が低下すると、特徴的なニオイ物質が体内に蓄積され、それが血液に乗って肺まで運ばれ、呼気として口から排出されることがあるんです。
- 消化器系の不調
胃や腸の調子が悪いと、食べ物の消化・吸収がうまくいかずに、腸内で異常発酵が起きやすくなります。このときに発生する硫化水素、メチルメルカプタンなどのニオイ物質は、腸壁から吸収されて血液に入り、肺を通して息となって出てくる場合があります。胃の不調が原因で、酸っぱいようなニオイが口から感じられることもあるでしょう。 - 肝臓の働きとニオイ
肝臓は「体の化学工場」とも呼ばれ、有害物質の解毒や代謝に重要な役割を担っています。もし肝機能が低下すると、体内のアンモニアなどの有害物質が十分に処理されず、血液中に残ってしまうことがあります。このアンモニアが肺から排出されると、独特なアンモニア臭や、カビのようなニオイが口臭として感じられることがあると言われています。 - 腎臓の働きとニオイ
腎臓は、体内の老廃物をろ過し、尿として排出する大切な臓器です。腎機能が低下すると、尿素などの老廃物が体に蓄積されやすくなります。これらの物質が肺を通して排出される際に、尿のような、あるいは魚のような独特のニオイが息から感じられることがあるかもしれません。
これらのように、内臓の健康状態は、私たちが思っている以上に口臭と密接に関わっているのです。
体調不良が口臭を悪化させるメカニズム
内臓の不調だけでなく、日々の体調不良も口臭に影響を与えることがあります。例えば、過度なストレスや疲労、不規則な生活習慣は、自律神経の乱れを引き起こし、全身の機能に影響を与えかねません。
- 唾液の減少
ストレスや緊張状態が続くと、唾液の分泌が抑制されやすくなります。唾液には口の中の細菌を洗い流したり、殺菌する作用があるため、唾液が減ると口の中の細菌が増殖しやすくなり、ニオイ物質の発生を助長してしまうことがあります。口の乾燥(ドライマウス)は、あらゆる口臭の大きな原因の一つと言えるでしょう。 - 消化機能の低下
ストレスは胃腸の働きを弱めることがあります。消化が滞ると、先述の通り、腸内でガスが発生しやすくなり、それが口臭につながる可能性も考えられます。 - 代謝の乱れ
慢性的な疲労や不規則な生活は、体の代謝機能を低下させることがあります。代謝が滞ると、体内で不要な物質が蓄積されやすくなり、それが特定のニオイとして現れる可能性も否定できません。
このように、体調不良は複数の経路を通じて、口臭を悪化させる要因となり得るのです。
気になる口臭のサインを見逃さないで!専門家への相談タイミング
もしあなたの口臭が、歯磨きや舌ケアをしても改善せず、特定のニオイが気になる場合、それは内臓からのサインかもしれません。特に、以下のような特徴が見られる場合は、一度専門家にご相談を検討することをおすすめします。
- 特徴的なニオイがする
アンモニア臭、酸っぱいニオイ、カビ臭、生ゴミのようなニオイ、魚のようなニオイなど、一般的な口臭とは異なる独特なニオイが続く場合。 - 口臭以外の体調不良を併発している
体がだるい、疲れやすい、食欲がない、胃もたれがする、便秘や下痢を繰り返す、肌荒れがひどいなど、口臭だけでなく他の体調不良も同時に感じている場合。 - 生活習慣を見直しても改善しない
十分な睡眠、バランスの取れた食事、ストレスケアなど、生活習慣の改善を試みても口臭が軽減されない場合。
口臭が内臓から来ている可能性を考える場合、まずはかかりつけの内科医や、口臭専門外来がある歯科医院を受診してみるのが良いでしょう。自己判断で不安を抱え続けるのではなく、専門家の意見を聞くことで、適切な対処法を見つける第一歩となります。ご自身の体の声に耳を傾け、健康的な毎日を送るための一歩を踏み出してみてくださいね。
CHAPTER 04 肺口臭かな?と感じたら試したい!今日からできる対策と専門家への相談
「もしかしたら私の口臭、肺口臭かも?」と不安に感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。内臓由来の口臭は、日々の生活習慣が大きく影響している場合があります。ここでは、まずご自身で試せる対策と、必要に応じて専門家へ相談するタイミングについて、具体的に見ていきましょう。
まずはセルフケアから!日常生活でできる口臭対策
内臓由来の口臭も、日頃のちょっとした心がけで軽減が期待できることがあります。まずはできることから始めてみませんか?
- 丁寧な口腔ケアを心がけましょう: 肺口臭は内臓からくるものですが、お口の中が不衛生だと、それがさらに口臭を悪化させる要因となることがあります。毎日の歯磨きはもちろん、舌苔(ぜったい)ケアやデンタルフロス、歯間ブラシを使ったケアも大切です。お口の中を清潔に保つことは、健康維持の第一歩ともいえます。
- 食生活を見直してみましょう: 食事の内容は、体内で発生するガスの種類にも影響を与えます。例えば、ニンニクやニラなどの匂いの強い食材の摂取を控えたり、消化に良いものを心がけたりするだけでも変化を感じられるかもしれません。また、偏った食事は腸内環境の乱れにつながりやすいため、バランスの取れた食事を意識することが大切です。特に、食物繊維を豊富に含む野菜や果物を取り入れることは、腸内環境を整える上で役立つとされています。
- こまめな水分補給が重要です: お口の中が乾燥すると、雑菌が繁殖しやすくなり、口臭が悪化する原因になることがあります。また、体内の水分が不足すると、代謝が滞り、体に不調が生じる可能性も。意識的に水分を摂ることで、お口の乾燥を防ぎ、体全体の巡りを良くすることが期待できます。カフェインを含む飲み物ばかりではなく、水やお茶をゆっくりと飲む習慣をつけましょう。
- ストレスを上手にコントロールしましょう: ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、唾液の分泌量減少や消化機能の低下につながることがあります。これらが間接的に口臭に影響を与える可能性も考えられます。リラックスできる時間を作る、適度な運動を取り入れる、質の良い睡眠を確保するなど、ご自身に合ったストレス解消法を見つけてみてください。
もしかして内臓のサイン?専門家への相談を検討するタイミング
セルフケアを続けても口臭が改善しない場合や、他にも気になる体調不良がある場合は、一度専門家にご相談いただくことをおすすめします。口臭が体のサインである可能性もゼロではありません。
- セルフケアで変化が見られない場合: いくら対策をしても口臭が気になるようでしたら、何か別の原因が隠れている可能性も考えられます。一人で抱え込まず、専門家の力を借りてみましょう。
- 口臭以外にも気になる症状がある場合: 胃もたれ、胸やけ、便秘や下痢が続く、体がだるい、息苦しいなど、口臭以外にも普段と違う体調の変化を感じる場合は、早めに医療機関を受診することが大切です。これらの症状が、肺口臭の原因となっている内臓の問題と関連していることもあります。
- どの専門医に相談すべきか迷ったら: まずはかかりつけ医や内科でご相談いただくのが良いでしょう。症状によっては、消化器内科、呼吸器内科、耳鼻咽喉科など、専門の診療科を紹介してもらえることもあります。また、虫歯や歯周病などの口腔内の問題が根底にある場合もあるため、歯科での定期検診も重要です。ご自身の症状を具体的に伝え、適切な医療機関で診てもらうことが、解決への第一歩となります。
口臭はデリケートな悩みですが、決して一人で悩む必要はありません。適切な知識と行動で、快適な毎日を取り戻しましょう。
CHAPTER 05 肺口臭に悩んだらどうする?専門家への相談と日々のケアで快適な毎日へ
口臭の悩みは、とてもデリケートなものです。特に、これまで原因がわからず「もしかして内臓が悪いのでは?」と不安に感じてこられた方は、大きなストレスを抱えているかもしれませんね。
しかし、ご安心ください。口臭は、適切なアプローチで改善が期待できるケースがほとんどです。この章では、肺口臭をはじめとする口臭の悩みにどう向き合い、どのように改善へと繋げていくかについて、具体的なステップをご紹介していきます。
口臭の悩みを抱え込まず、まずは相談を
「自分の口臭が気になるけれど、誰に相談したらいいかわからない」「病院に行くほどのことなのか」と、一人で悩みを抱え込んでしまう方は少なくありません。
しかし、口臭は、ご自身の健康状態を知る大切なサインであることもあります。もし口臭で深刻に悩んでいるのであれば、まずは専門家にご相談いただくことを強くおすすめします。
相談先としては、主に以下のような医療機関が考えられます。
- 歯科医院:口臭の原因の多くは、お口の中にあります。虫歯や歯周病、舌の汚れ(舌苔)など、歯科的な問題がないか診てもらうことができます。口臭外来を設けている歯科医院もありますので、相談しやすいかもしれませんね。
- 内科、耳鼻咽喉科など:お口の中に原因が見当たらない場合や、内臓疾患や呼吸器系の問題が疑われる場合は、内科や耳鼻咽喉科の受診が考えられます。一般的な健康状態を把握し、必要に応じて専門の科を紹介してもらえるでしょう。
専門家は、あなたの悩みに寄り添い、適切な検査やアドバイスをしてくれます。勇気を出して一歩踏み出すことが、改善への第一歩となるはずです。
専門家とともに原因を探るアプローチ
医療機関を受診すると、まず問診が行われます。いつから口臭が気になるのか、どのような状況で気になるのか、他に気になる症状はないかなどを詳しく伝えるようにしましょう。
その後、原因を特定するために、さまざまな検査が行われる可能性があります。
- 口腔内の診察:虫歯や歯周病、舌の状態、唾液の量などを確認します。
- 呼気検査:口臭の原因となる揮発性硫黄化合物などのガス濃度を測定し、口臭の強さや種類を客観的に評価することがあります。
- 一般的な血液検査や画像診断:内臓疾患が疑われる場合は、医師の判断で、より詳細な検査が行われることもあります。
これらの検査を通じて、口臭の根本的な原因を探り、その原因に応じた対処法や生活改善のアドバイスを受けることができます。
例えば、お口の中に原因があれば歯科的なケアを、内臓の問題が関わっている可能性があれば、その病状に対する適切な医療的アプローチを検討していくことになります。
日々の生活でできる口臭ケアのヒント
専門家による診断やアドバイスと並行して、日々の生活の中でできる口臭ケアも非常に大切です。これらは、口臭の改善だけでなく、全身の健康維持にも繋がります。
- 丁寧なオーラルケア:
- 毎日の歯磨き:歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使い、歯と歯の間や歯周ポケットの汚れもしっかり落としましょう。
- 舌のお手入れ:舌ブラシや専用クリーナーで、優しく舌の表面の汚れ(舌苔)を取り除きましょう。力を入れすぎると舌を傷つけてしまうことがあるので注意が必要です。
- うがい:食後や就寝前など、こまめなうがいで口腔内の清潔を保ちましょう。
- バランスの取れた食生活:
- 規則正しい食事:よく噛んで食べることで唾液の分泌を促し、口腔内の自浄作用を高めます。
- 水分補給:お口の乾燥は口臭の原因になります。意識的に水分を摂りましょう。
- 刺激物の摂取量に注意:ニンニクやニラなどの強い香りの食べ物は、一時的に口臭を強くすることがあります。
- 生活習慣の見直し:
- 十分な睡眠:睡眠不足は自律神経の乱れに繋がり、唾液の分泌を低下させる可能性があります。
- ストレスの管理:ストレスも唾液の分泌量に影響を与えることがあります。適度な運動や趣味などでストレスを解消しましょう。
- 禁煙:喫煙は、口臭を悪化させるだけでなく、歯周病のリスクも高めます。
これらのケアを日々の習慣に取り入れることで、口腔環境が整い、口臭の軽減に繋がる可能性があります。
口臭の悩みは、一人で抱え込まず、ぜひ専門家と一緒に解決の道を探してください。そして、日々の丁寧なケアを続けることで、きっと快適な毎日を取り戻せるはずです。あなたの口臭が改善され、自信を持って笑顔で過ごせるようになることを心から願っています。

(株)いいの製薬 代表取締役。歯を磨いても口臭がして、思いっきり笑顔で会話できない。そんなお悩みの方に、日本初の<喉口臭®>を提唱して商品をお届けしています。喉口臭®とは、舌ブラシでは磨けない口の奥の汚れが口臭の原因になっている、あたかも喉から臭う口臭のことです。お口の浄化と口臭の予防ができる「ルブレン」お届けします。(日本口臭学会正会員|未病産業研究会会員)


